こんにちは。Tamooo(@tamoookakukaku)です。今回は、新たなカテゴリ「古書とくつろぐ」の記事です。当サイトの古書店を旅するキャラクター「保吉」が、本の街神保町の老舗文房具店「文房堂」(創業明治20年)様で開催されている展覧会「『中原中也・詩の世界』〜版画で中原中也の詩を表現した作品展〜」へ行ってきたそうです。
今日はすずらん通りにある文房具店「文房堂」さんにきておる。まだまだたくさんの興味深いお店が立ち並んで一向に飽きないのが神保町だ。今回は、古書店ではないが、ここもまた神保町めぐりには欠かせないお店といえるのではないかな。
さて、神保町にある文房堂さんは、なんと1922年に竣工された正面外壁が今でも保存されており、大変歴史を感じる景観です。看板は、左にはローマ字の突き出し看板「Bunbodo」が、中央には漢字の壁面看板「文房堂」が掲示されています。
画材が数多く取り揃えられており、文房具全般、可愛らしい雑貨やプロダクト商品もたくさんあり、美術・芸術に精通している人だけでなくどなたでも気軽に店内を楽しむことができます。
看板が古き良き、古風な雰囲気ですばらすい…外観もおしゃれで可愛らしい雑貨たちがガラス越しに見えて、心踊りますな。
お店の入口では、猫がこちらを向いています。
おお、猫がこちらを向いておられる…おお、なんと巨大な猫だ。目があってしまった。そして、お目当ての『中原中也・詩の世界』〜版画で中原中也の詩を表現した作品展〜 の張り紙もあるでないか!
さ、早く入って作品を鑑賞したい。
つづく。
「文房堂」の看板の下に掲示されている看板。
文房堂さんの漢字の看板の下には、正面外壁の保存について石板に記されております。行った際は、ぜひチェックしてみてください。激動の時流の中、残された貴重な正面外壁です。
まとめ。作品展の内容は次回に続きます。
さて、今回は、作品展の内容には入ることができなかったのですが、「古書とくつろぐ」ということで文房堂さんを紹介いたしました。私が、中原中也さんを知ったきっかけは、新潮文庫さんの中原中也詩集です。絵を描く画材を文房堂さんでよく購入させていただくですが、今回、貼紙をみて、版画コンテストがあるということでどんな作品が立ち並んでいるか興味を持ち、鑑賞させていただき、記事にしたいと思いました。次回お楽しみにしてもらえたらと思います。
また、展覧会は2024年3月29日(金)まで催されております。
神保町「文房堂」のお店情報。
店名 | 文房堂 |
ジャンル | 画材・文具・雑貨類全般 |
住所 | 東京都千代田区神田神保町1-21-1 |
営業時間 | 10:00~18:30(年末年始休業) |
URL | https://twitter.com/kenjumichiko1 |
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