美しい外観と内観を有する「一誠堂書店」で現実から文藝世界へと脱却する。

古書を巡る

こんにちは。Tamooo(@tamoookakukaku)です。お久しぶりの投稿です。
先日、「一誠堂書店」様を巡ってきましたのでご紹介いたします。

神保町の建物たちの景観は、ビジネス街に立ち並ぶコンクリートのビルディングとは少し違う雰囲気を感じ、建物の集合という点では同じで、店と店の間に境はありますが、街全体として一体となり「本の街」を形作っている気がしています。

ジブリ映画「魔女の宅急便」で魔女のキキの有名なセリフで、「私、この街が好きです」という言葉がありますが、まさに、「この街」という全体感を覚えるのです。それは、この街が「本」という一点に商売を出しているからでしょうか。あるいは、一店舗、一店舗の趣、愛嬌、歴史、風合い、懐かしさが滲み出ているからでしょうか。ともかく、古書店を巡る一客としては、ある一地点だけを行くのではなく、一つ一つを巡りたい気持ちがあります。

まず「店書堂誠ー」と、いう右読みの看板に歴史を感じます。右読みだったのは、どうやら江戸末期、明治あたりまでだそうですが、一誠堂書店様のこの景観は、大変古くからあるものだと想像します。ホームページを拝見してみますと、創業は明治36年。今でもその蔵書があるのかしらと思うととてもわくわくします。

まとめ。「一誠堂書店」で。

神保町「一誠堂書店」の書店情報。

店名一誠堂書店
ジャンル文学、芸術、美術、歴史、辞書、哲学、社会、洋書、映画、演劇など
住所千代田区神田神保町1-7
営業時間営業時間:10:00~18:30
休日:日
URLhttp://xn--torv9omnay46aba7432c3og61s.jp/

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